三浦雄一郎さんアコンガクアの登頂断念に思う

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南米大陸最高峰アコンガクアの登頂をめざしていた三浦雄一郎さんが登頂を断念してくれましたね。本人はさぞかし悔しいに違いないけど、チームドクターの判断に従ったのは英断だったと思います。

あおねこはヘタレなので、昔から自分だったらとても出来ないことをやってのける冒険家が大好きで、ずっと尊敬し応援してきました。

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応援してきた冒険家たちはみんな亡くなった

たとえばわが愛媛出身の冒険家・河野兵市さん。

二十歳で日本一周16,000kmを自転車で1年3ヶ月かけて走破したのを皮切りに、リヤカーをひいてサハラ砂漠5,000kmを縦断。カナダから北極点までの800kmを日本人としてはじめて単独踏破されました。

ところが最後は北極点から故郷愛媛をめざす15,000kmの旅の途中で、北極海の氷の割れ目に転落して43歳で亡くなってしまったんですね。

それから、登山家・栗城史多くん。

世界7大陸の最高峰や8,000mを超すヒマラヤの山々に挑み、“自撮り”した映像を配信するという異色の若い登山家でした。

登山中の凍傷で指9本を切断しながらも、何度もエベレスト登山に挑戦し続けましたが、最後は下山中に滑落してしまい、去年35歳の若さで亡くなってしまいました。

なので、去年だったか三浦雄一郎さんの計画を聞いた時は、86歳でまだここまでやるかと、もちろん大きな勇気と希望をもらいましたが、やはり冒険家というのは死ぬまで挑戦し続けるんだな…と。

どこかで「もうやめてほしい」という気持ちがありましたね。感情移入していた分、悲しいお別れはもう懲り懲りだと。

三浦雄一郎さんの訃報だけは聞きたくなかった

三浦さんは、もともとプロスキーヤーだから、「登頂に成功したらあわよくばスキーで滑降してやろう」という計画を語ってました。

自分の中でイメージは出来上がっていたんでしょうね、成功できる。

でもなんせ86歳ですから。

三浦雄一郎さんの名言

あおねこはもうすぐ60歳になるけど、病気をして後遺症を抱えてみて、「気持ちに体がついていかない」ということがよくわかります。加えて加齢です。

若い頃からマラソンが好きで、負けず嫌いもあって、今からでも本格的にマラソンに取り組めば、こんな体でも4時間台で完走する自信はあります。

三浦雄一郎さんもこんなふうに言ってます。“小さな挫折や失敗を気にせず、「今日はこれだけやれた」という達成感を積み上げていく。無理しない範囲で、できることを積み重ねていけば、やがて無理がきくようになります。私は70歳でエベレストの頂に立つという大きな目標を掲げながら、日々の生活では階段を一段一段上ることに意義や喜びを見出してきました”

でも…。きっとそれほど甘くない。完走はできるとして、自分が満足できる結果に至るのは簡単なことではないはずです。

負けず嫌いが災いして、健康的で楽しいはずのマラソンで体に致命的なダメージを負ってしまうことが見えてきたので、悔しいけど最近になって断念したという経緯があります。

「純粋に走れることが喜び」という境地に達することができれば、完走だけを目指してそのうち挑戦するかもしれません。

年齢を重ね孫もできて「おじいちゃん」と言われても仕方のない今。頭の中では簡単にできることが、実際にはうまくできないという現実に少なからずショックを感じ始めてます。

毎年、この時期になると、雪国で雪下ろし中の死亡事故が伝えられます。数日前も81歳の男性が屋根から転落死してましたね。

これも本人はそれほど危険を感じてないわけですよ。「これまで何度もやってるから大丈夫」「自分だけは大丈夫」という過信ですね。

冒険家の「過信」とはレベルが違いますが、過信が命取りになるのは同じです。

何かで成功を収めるために「自信」は必要だけど、それが決して「過信」にならないように自分を戒めたいものですね。

ただ、こんな書き方をしましたが、冒険家のあくなき挑戦を「悲しい性(さが)」とは思っていません。

それはそれで自分が決めた素晴らしい人生ですから。彼らは本望だったのではないでしょうか。

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